一人暮らしで体調を崩したとき、誰かに頼れないのが一番つらいですよね。
熱が出て、頭がぼーっとしているのに、飲み物も食べるものも何もない。買いに行く気力もなくて、ただ布団の中で横になっているしかない——そういう経験をした人は意外と多いんです。
この記事は、初めて家族と離れて暮らす方に向けて書いています。
結論からお伝えすると、一人暮らしで体調不良のときに困らないためには、元気なうちに「体調不良セット」をひとまとめにして準備しておくことが一番大切です。 常備薬・飲み物・保存食・保険証の場所を確認しておくだけで、いざというときの不安がぐっと減ります。
一人暮らしの体調不良に備えて準備しておくべきもの
体調が悪くなってから準備しようとしても、動けない状態では何もできません。元気なうちに備えておくことが、一人暮らしの体調管理で一番大切なことです。
一人暮らしで体調を崩したときに困るのは、「必要なものが手元にない」という状況です。実家なら家族が買いに行ってくれたり、持ってきてくれたりしますが、一人暮らしでは全部自分で用意しなければいけません。
体調不良のときに最低限必要なものは次の5つです。
- 常備薬:解熱剤・風邪薬・胃腸薬・頭痛薬
- 飲み物:経口補水系飲料・水・スポーツドリンク
- 保存食:レトルト粥・インスタントスープ・カップ麺
- 体温計:体調の変化を確認するために必要
- 保険証:病院に行くときに必ず必要
この5つを「体調不良セット」としてひとつの箱や袋にまとめておくと、いざというときすぐ取り出せます。
「体調不良セット」を作る場所を決めておく
セットをまとめた箱は、取り出しやすい場所に置いておきましょう。押し入れの奥にしまってしまうと、しんどいときに取り出せません。クローゼットの手前や、棚のすぐ手の届く場所がおすすめです。「ここにある」と決めておくだけで、体調不良時の焦りが減ります。
熱があるのに買い物に行くのがつらかった話
一人暮らしを始めて数か月後、初めて一人で体調を崩しました。
朝起きたら頭がずきずきして、体が重くて、体温計で測ったら38度を超えていました。「誰かいてくれたら」と思った瞬間、実家のありがたさを初めて実感しました。
問題は、家に飲み物がほとんどなかったことです。ペットボトルの水が残り少しで、食べられそうなものも何もない。薬も持っていませんでした。
仕方なくマスクをして、ふらふらしながらコンビニまで歩いて行きました。歩いて5分の距離なのに、異常に遠く感じて。スポーツドリンクと風邪薬とゼリーを買って、レジで会計しながら「早く帰りたい」と思っていました。
帰ってきてベッドに倒れ込んだとき、「なんでこんな状態になるまで準備してなかったんだろう」と後悔しました。元気なときに備えておくことの大切さを、しんどい思いをして初めて気づきました。
常備薬と体温計は必ず手元に置いておく
常備薬と体温計は、体調不良のときに一番最初に必要になるものです。ドラッグストアで事前に揃えておきましょう。
常備薬として揃えておきたいのは次の4種類です。
- 解熱剤・総合風邪薬:発熱や鼻水・喉の痛みに対応できる
- 胃腸薬:食あたりや胃の不調のときに役立つ
- 頭痛薬:急な頭痛のときにすぐ飲める
- 絆創膏・消毒液:小さなケガのときに使う
薬は「症状が出てから買いに行く」ではなく、元気なうちに揃えておくことが大切です。熱があるときにドラッグストアまで歩いていくのは、想像以上につらいものです。
薬は用法・用量を事前に確認しておく
薬の箱に書いてある用法・用量は、元気なときに一度読んでおきましょう。体調不良のときに細かい文字を読むのは意外と大変です。「1日3回食後に2錠」など、飲み方を把握しておくだけで、いざというときにスムーズに対応できます。体温計も電池が入っているか確認しておきましょう。
飲み物と食べ物を備えておく
体調不良のときは、食欲がなくても水分補給だけは必要です。飲み物と食べやすい保存食を常に手元に置いておきましょう。
体調を崩したとき、一番大切なのは水分補給です。熱があるときは汗をかくので、水やスポーツドリンクが必要になります。経口補水系の飲料は、発熱や嘔吐で失われた水分と電解質を補給するのに効果的なので、1〜2本常備しておくと安心です。
食べ物は、消化に優しいものを用意しておきましょう。
- レトルト粥:温めるだけで食べられる
- インスタントスープ:お湯を注ぐだけでいい
- カップ麺:食欲がないときでも食べやすい
- ゼリー飲料:固形物が食べられないときでも栄養補給できる
ペットボトルの水は常に数本ストックしておく
水道水でも水分補給はできますが、体調不良のときにコップに注いで飲む余裕がない場合もあります。ペットボトルの水を常に2〜3本ストックしておくと、ベッドの横に置いたまますぐ飲めます。500mlのペットボトルを数本まとめ買いしておくと、普段の生活でも役立ちますよ。
病院と連絡先を事前に確認しておく
体調不良のときに困るのは、近くの病院がどこにあるかわからないことです。元気なうちに確認しておきましょう。
引っ越したばかりのときは、近くにどんな病院があるか把握できていないことが多いです。急に高熱が出たとき、スマホで検索する余裕がないこともあります。内科・夜間診療所・救急病院の場所をあらかじめスマホのメモに保存しておくと、いざというときに慌てずに済みます。
保険証は、いつでも取り出せる場所に置いておきましょう。財布の中に入れておくか、「体調不良セット」の中に保険証のコピーを入れておくだけでも安心です。
家族や友人に「緊急連絡先」を伝えておく
体調が急に悪化したときのために、信頼できる人に「一人暮らしを始めた」ことと「緊急のときは連絡してほしい」と伝えておきましょう。一人で全部抱え込まなくていいんです。頼れる人がいると知っているだけで、一人暮らしの不安がずいぶん軽くなります。
まとめ:元気なうちに「体調不良セット」を準備しておこう
一人暮らしで体調不良のときに困らないためには、元気なうちに備えておくことが何より大切です。 しんどくなってから準備しようとしても、動けない状態では何もできません。
この記事でお伝えしたことを、最後にまとめますね。
① 「体調不良セット」をひとまとめにしておく 常備薬・体温計・経口補水系飲料・レトルト粥・保険証の5つをひとつの箱にまとめて、取り出しやすい場所に置いておきましょう。「ここにある」と決めておくだけで、いざというときの焦りが減ります。
② 飲み物と食べ物は常にストックしておく ペットボトルの水を2〜3本、レトルト粥やゼリー飲料を数個常備しておきましょう。体調が悪いときに買い物に行けない状況を想定して、普段から少し多めに手元に置いておくと安心です。
③ 近くの病院と緊急連絡先を事前に確認する 内科・夜間診療所の場所をスマホのメモに保存しておきましょう。信頼できる家族や友人に緊急連絡先として伝えておくことも大切です。一人で全部抱え込まなくていいんです。
今日、ドラッグストアに行ったときに風邪薬と解熱剤だけ買っておいてみてください。それだけで、体調不良のときの備えが一歩進みますよ。


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